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日本と世界をつなぐ航空貨物を、安全かつスムーズに処理して物流を支える
飛行機は人だけでなく、乗客の手荷物や郵便物、そして「カーゴ」と呼ばれる航空貨物も運びます。空港で航空貨物の仕分けや書類作成、税関への申請などを行うのがエアカーゴスタッフの仕事です。
エアカーゴスタッフは航空業界の専門知識だけでなく、航空貨物の流通関連の知識や国内外の法律、通関・貿易手続きについての知識などにも精通していることが求められます。また英語の文書を多く扱うため、語学力も必要です。
勤務先は主に航空会社、貨物会社、旅行会社などです。空港における国際航空貨物の取扱いを専門とするエアカーゴ会社も多くあります。空港の中でも一般の人の目に触れる機会が少ない貨物エリアでの勤務が中心です。
コロナ禍で大きな打撃を受けた航空業界ですが、航空貨物分野は活気のある状況が続きました。今後も航空貨物の需要は増えていくことが予想され、成田空港では滑走路の増設などの計画が進んでいます。
一方で、空港で働くスタッフの人員は全体的に不足しており、エアカーゴスタッフの需要も高まっています。
空港は朝早くから夜遅くまで営業しているため、エアカーゴスタッフの勤務形態は早番、遅番などのシフト制がほとんどです。24時間空港では夜勤も発生します。また、業務内容によっては1日中外で力仕事をする場合もあり、体力が求められる場面もあります。
エアカーゴスタッフになるために必要な資格や学歴はありません。ただし、取り扱う文書が英語で書かれていることが多く、英語を使いこなせると就職に有利でしょう。また通関士、国際航空貨物取扱士などの資格が仕事をするうえで役立つこともあります。航空貨物をコンテナやパレットに積んだり、到着した荷物を仕分けしたりする業務では、フォークリフトの免許が必要とされる場合もあります。