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チームの一員として、仲間と協力して自転車をデザインする
自転車デザイナーは、主に自転車のフレームのグラフィックや部品の外観などをデザインする仕事です。
自転車を新しくつくるには、ほかのプロダクトデザインと同様、企画や設計、デザインなどさまざまな人が関わり、コンセプトを考え、プランを比較・検討し、模型を製作します。その中でデザイナーは、企画担当とデザインやカラーリングのコンセプトを検討していくこともあれば、設計担当と一緒にコンセプトに基づいた具体的な形状を詰めていくこともあります。
自転車デザイナーは、メーカーのデザイン部門や商品開発部、またはデザイン事務所に勤務するのが一般的です。企業や事務所で実績をつくってフリーランスになる人もいます。
自転車デザインを含むプロダクトデザイン業界では、近年中国や韓国、インドなどのアジア圏の進化がめざましいといわれています。
一方、日本におけるプロダクトデザインはまだまだ発展途上です。近年は、ユニバーサルデザインを取り入れるなど多くのターゲットに配慮する傾向も見られ、今後の業界の進化が期待されます。
自転車デザイナーになるには大学や専門学校でプロダクトデザインを学ぶのが一般的なルートです。その後、新卒でメーカーのデザイン部門に就職する流れです。ただし、求人は少なく狭き門です。
自転車デザイナーになるために必要な資格などはありませんが、CADソフトの基本操作や知識を習得しておくと役立ちます。また、民間資格のJIDAデザイン検定は実務でも有用で、取得しておけば就職活動や転職活動の際に高く評価されるでしょう。