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看護師

どんな仕事なの?

医師をサポートし、患者の回復を支える仕事

看護師は、診察・治療・手術といった医師の仕事をサポートし、患者の回復の手助けをします。患者の不安に寄り添う精神的ケアも、看護師の役目です。
勤務先は病院、診療所のほか、社会福祉施設、訪問看護ステーション、保健所などがあります。規模の大きな医療機関では外来、病棟、手術室などに配属先が分かれ、業務内容もそれぞれ異なります。
医療現場では24時間365日を通じてケアの提供が求められており、看護師は基本的にシフト制で勤務します。体力的にも精神的にもハードですが、人の命を預かるやりがいのある仕事です。

現状と将来性

現在も看護師は不足気味ですが、今後高齢化社会が進むにつれ看護師のニーズはますます高まっていくことが予想されます。2040年には85歳以上の訪問診療の需要が2020年比で62%増加することが見込まれ、訪問看護の分野でもより多くの人材が必要となるでしょう。
看護師の中でも特に女性は、出産などのライフイベントによってキャリアが中断されることが珍しくありません。これが看護師不足の一因ともいわれ、近年は男女ともに個々のライフステージに応じた働き方や働く場を選べる環境づくりを進めようという動きも見られます。

この職業につくためには

看護師になるには、看護師国家試験に合格する必要があります。大学や3年制短大の看護系学科、3年制の看護専門学校などで学び、国家試験を受験するのが一般的です。公立の看護学校もあり、学費は学校によりかなりの開きがあります。なお、大学や4年制専門学校の中には、看護師のほかに保健師・助産師のカリキュラムを用意しているところもあり、卒業時に保健師・助産師の国家試験受験資格も得ることができます。また、病院に付属する看護専門学校では、卒業生の多くが併設の病院に就職します。
看護師は求人が多く、転職が比較的容易な職種といわれています。認定看護師や専門看護師のような資格制度もあり、また災害看護や在宅看護などさまざまな分野で必要とされています。専門性を高めるために転職するといった選択をしやすい点も、看護師ならではの魅力です。