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まつ毛への施術で、目元のおしゃれをデザインする
アイリストは、まつ毛エクステンション(マツエク)やまつ毛パーマを施し、目元を美しく彩る仕事です。
日本には2000年前後にまつ毛エクステンションが伝わり、アイリストという職種が確立されていきました。当初は特別な資格なく施術が行われていましたが、目の充血や瞼のはれなどのトラブルが増加したことをきっかけに、2008年に「美容師免許が必要」との見解が示されました。
アイリストの活躍の場は、主にトータルビューティーサロンや目元専門サロン、美容室などです。ネイリストのように施術中に客と会話することはほとんどありませんが、相手の要望などを聞き出すカウンセリングは、アイリストの腕の見せ所となる重要な仕事です。
働き方は正社員、アルバイト、パート、業務委託のほか、サロンが空いているスペースをフリーランスに貸し出す「面貸し」という働き方など、さまざまです。
コロナ禍以降、マスク着用に伴って目元への関心が高まったため、男女問わず利用者が増え、市場規模は拡大傾向にあります。しかし、需要に対してアイリストの数は不足気味で、人材確保のため育休・産休制度を整え男女ともに働きやすい環境を整備するサロンも増えています。今後、美容業界でアイリストの需要はますます高まり、活躍の場が増えていくことが予想されます。
アイリストは、ネイリストなどほかの美容関連職種と比べ、待遇や給与面で恵まれているといわれています。とはいえ、夜遅くまで営業しているサロンも多く、そのような職場では早番・遅番のシフト制で働くことになります。また、予約は休日に集中しやすく、休みは主に平日になります。
アイリストになるためには、美容専門学校などで2年以上学び、美容師国家試験に合格する必要があります。美容専門学校の中にはアイリストとして必要な技術を学べるコースを設置している学校もあります。また、美容師免許のほかにアイリストの関連資格を持っていると、就職活動の際に有利になります。
アイリストの関連資格には、JEAまつ毛エクステンション技能検定、JEAまつ毛カール技能検定などがあります。