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全身を美しく整えるとともに、癒やしの時間を提供する
エステティシャンは、自分自身の手や専用の機械を使って顔や身体を美しく整える仕事です。カウンセリングや「ボディケア」「脱毛」「フェイシャルケア」「リフレクソロジー」などの施術だけでなく、店内の清掃やタオルなどの洗濯、化粧品や器具の準備、消毒や点検などもエステティシャンの重要な仕事です。施術には力を必要とするものもあり、肉体的に負担のかかる仕事です。
エステティシャンの勤務先は主にエステティックサロン、ホテルなどの宿泊施設、ブライダルサロン、美容室・理容室などです。エステティックサロンで経験を積んだ後、自宅やマンションの一室などで独立開業するエステティシャンもいます。
最近は、リーズナブルな価格帯で通えるセルフエステサロンや男性限定のメンズエステサロンなど、さまざまな形態のエステサロンが増えてきています。また、足のケアに特化したリフレクソロジー、頭皮にアプローチするヘッドスパといった専門性の高いエステティックサロンも人気を集めており、エステティシャンの活躍の場は広がっています。
かつてのエステ業界は労働環境の整備が不十分な一面がありましたが、近年はノルマがない、給与や福利厚生が充実しているなど、働きやすい職場環境が整備されつつあります。また、従業員の育児サポートが充実しているサロンも増えています。
エステティシャンの勤務時間は職場によって違いますが、昼頃から夜9時、10時頃までです。また、エステティックサロンは休日に予約が集中しがちで、土日、祝日は休みを取りにくいでしょう。
エステティシャンになるためには、高校卒業後にエステティシャン養成学校やスクールで必要な知識や技術を学ぶのが一般的です。多くのスクールでは、カリキュラムを修了して試験に合格すると認定資格を取得できます。また、大学に通いながら学べる通信制講座もあります。
エステティシャンになるための国家資格はありませんが、民間の認定資格の取得を求められることが多いようです。代表的なものとして、日本エステティック業協会(AEA)認定資格、日本エステティック協会認定資格、日本美容電気脱毛協会(JBEA)認定資格などがあります。