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コンシェルジュ

どんな仕事なの?

Noと言わずに利用者の要望に応える「なんでも相談役」

コンシェルジュは、ホテルや百貨店、空港、マンション、病院などさまざまな場所で、利用客や住人、患者の相談やリクエストに対応する仕事です。
例えばホテルコンシェルジュの場合、周辺の観光地や医療機関の紹介、ツアーやチケットの申し込み、タクシーの手配など、宿泊客の「なんでも相談役」として活躍しています。ときには難しい要望もありますが、コンシェルジュは基本的に断らず、代替案を提示します。宿泊客に満足してもらうためには、幅広い情報や知識を持ち、普段から提案力やヒアリング能力を磨くことが重要です。また、語学力やホスピタリティ、外国文化への理解力も求められます。
コンシェルジュの雇用形態は正社員、アルバイト・パートなどさまざまです。勤務時間は職場によって違いますが、ホテルコンシェルジュの対応は24時間体制で、多くのホテルではシフト制の勤務となります。また、観光案内所や百貨店などに勤務するコンシェルジュも、営業時間が長いためシフト制となるケースがあります。

現状と将来性

コロナ禍を経て旅行を楽しむ人が年々増加し、さらに外国人観光客が増える中で、ホテルや観光案内所、百貨店などでのコンシェルジュの必要性はますます高まっていくと予想されます。
近年は、案内ロボットなどAIの台頭によりコンシェルジュの仕事が脅かされるという懸念もありますが、人間にしかできない気配りで臨機応変な対応ができるコンシェルジュは、ますます活躍の場が広がっていくでしょう。

この職業につくためには

コンシェルジュになるために必要な資格は特にありませんが、日本ではまだコンシェルジュの認知度がそれほど高くないため、募集も少ないのが現状です。
コンシェルジュの中でも求人が多いホテルコンシェルジュになるには、大学や専門学校で一般教養や専門知識を身につけてからホテル業界に就職する方法が一般的でしょう。まずはフロントやベルスタッフとして働いて、ホテルスタッフとしての知識や経験を積んでからコンシェルジュになるケースも多いようです。
関連する資格としては、ホテルビジネス実務検定試験、ホテル・マネジメント技能検定、ホスピタリティ検定試験、メディカル・フロント・コンシェルジュ技能認定、サービス接遇検定などがあります。