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新郎新婦の衣装をコーディネートして、人生最良の日を彩る
ドレスコーディネーターとは、結婚式や披露宴で使われる衣装をコーディネートする仕事です。新婦の衣装(ドレスや和装)、新郎の衣装(タキシードや紋付き羽織袴)、列席する人の衣装(モーニングや留袖)だけでなく、ヘアスタイル、メイク、アクセサリーなどを含むトータルコーディネートを提案することも増えています。
ドレスコーディネーターは、立ち仕事の多い接客業です。一日中立ちっぱなしで働くこともあり、また試着の手伝いではしゃがんだり中腰になったりして作業することもあります。重い衣裳を何着もまとめて運ぶこともあり、ある程度の体力が必要な仕事です。
ドレスコーディネーターの活躍の場は、主にホテルや結婚式場に併設された衣装サロン、ブライダル衣裳を取り扱う街のドレスショップなどです。
ドレスコーディネーターの休日は平日が中心で、土日祝日は結婚式や来客対応のため基本的に勤務になります。産休・育休制度などが充実しており、長く働きやすい職場が多いようです。
少子高齢化や晩婚化、未婚率の上昇によってウェディング市場の母数自体は縮小傾向にあります。一方で、結婚式の多様化やニーズの細分化に伴い、個々に寄り添った高品質なサービスを提供できる専門職として、ドレスコーディネーターの需要は高まっています。経験を積んだ後は、ドレスショップのマネージャーやスーパーバイザー、営業職、バイヤーなど幅広いキャリアパスがあり、キャリアアップに伴って給与の増額や役職への昇進も期待できるでしょう。
ドレスコーディネーターになるために必須の資格はありませんが、関連資格の取得は就職やキャリアアップに役立ちます。多くは専門学校やブライダルスクールで、国家検定のブライダルコーディネート技能士やWBJ認定ドレスコーディネーターなどの資格取得を目指しながら、実務的な知識や技術を学びます。
実務に役立つ資格には、ブライダルコーディネート技能検定のほか色彩技能パーソナルカラー検定、色彩活用パーソナルカラー検定、フォーマルスペシャリスト検定、着付け技能士などがあり、接客マナーやコミュニケーション力も重要です。専門学校では就職サポートが充実しており、未経験者でも資格取得後に就職しやすい環境が整っています。