専門学校の学びを調べる

公務員(公務員養成校進学)

どんなことを学ぶの?

各種公務員試験に向けた
例題演習や面接指導が中心

公務員養成校には、主に1年制と2年制の学科があります。1年制は入学から公務員試験まで4〜5か月という限られた時間で準備をするため、高校在学中に公務員試験を受験している人や、短期で合格したい人向けです。
2年制は1年次に基礎を固め、2年次で演習や面接対策を行うので時間をかけて試験に挑戦することができます。また、2年制の学科・学校を卒業すると短大卒と同様の学歴要件をクリアでき、採用時の待遇も変わります。

学ぶ内容は公務員試験対策の例題演習や面接指導が中心です。ひたすら例題演習→解説を繰り返す授業形式をとる学校と、講義形式で授業を進める学校があります。少人数クラスや担任制で手厚くサポートしてくれる学校を選ぶとよいでしょう。修学年限は1〜2年間。

どんな授業や実習があるの?

公務員試験対策の授業を中心に
警察官や消防官の体力トレーニングも

「数的推理」「判断推理」「空間把握」「文章理解」「政治・経済」「日本史」「地学」、公務員試験対策の授業が中心です。さらに、「憲法」「民法」「行政学」などの法学科目、面接対策や一般教養科目の授業も行われます。

実習は「ビジネスマナー実習」「Word・Excel実習」があります。また、警察官や消防官に特化したコースでは、2次試験の体力検査対策として体力トレーニング系の科目を設置している学校もあります。「トレーニング演習」や「マシントレーニング」を行い、実務に必要な体力や精神力を身につけます。

卒業後の職種・業界・目指せる資格

職種

市町村役場/都道府県庁の一般職員/警察官/消防官

業界

公務員

目指せる試験

国家総合職/国家一般職/国税専門官/都道府県職員/市町村職員/警察官/消防官/海上保安官

関わりの深い高校の科目

国語/数学/政治・経済/英語