専門学校の学びを調べる

写真

どんなことを学ぶの?

技術と感性を養い、広告や報道、風景など
多彩な専門スキルを有する写真家に

写真の専門学校では、基本的な撮影技術からデジタル画像処理のテクニックまで幅広く習得します。アナログ撮影・デジタル撮影・スタジオ撮影・ポートレート写真・風景写真・広告写真、様々な機材・シチュエーション・目的に応じた撮影技術と、暗室でのプリントやデジタル写真データを加工・修正するレタッチ作業といったプリント製作技術を学び、製作実習を通じて構成・表現技術を磨きます。
実習では、ポートレートや風景写真、商品写真など様々なジャンルの写真に触れながら、自分のスタイルや表現力を開発する機会も得られます。また、実際の撮影プロジェクトやスタジオワークを通じて実践的な経験を積み、現場で必要な最新技術、業界のトレンドなどにも触れることができます。
基礎的な内容を学んだあとは自分が撮りたい写真のスタイルに合わせて少人数クラス形式の“ゼミ”を選択して学ぶ学校が多いようです。修学年限は2〜3年間。

どんな授業や実習があるの?

「メディア論」や「現代写真論」などの座学から
自分の進路に沿った実習科目まで幅広い選択肢

座学の授業としては、写真やそれらに関連する基礎知識と表現手法、現代に表現することの意味を模索します。実習科目では、写真撮影についての基礎技術を身につけます。
その後、ファッションポートレート、ブライダルポートレート、コマーシャルフォト、ライブステージフォト、スポーツフォト、ネイチャーフォトなど、それぞれ分野別に学びたい表現手法について知識と技術を深めていきます。
数か月間、海外をめぐって写真撮影を行う「海外フィールドワーク」や新たな表現手法について学ぶ「フォトアート」、社会との接点を模索する「フォトコミュニケーション」などのゼミも設置されています。

座学

メディア論/現代写真論/映像表現論/写真美術史/色彩理論/写真の歴史/ジャーナリズム

実習

ポートレート撮影/風景撮影/商品写真撮影/スタジオ演習/画像処理/イベント撮影実習/編集作業実習

卒業後の職種・業界・目指せる資格

職種

写真家/カメラマン/暗室技術者/画像技術者

業界

写真業界/出版業界/広告業界

目指せる資格

肖像写真技能士/上級デジタル情報記録技術者/フォトマスター検定

関わりの深い高校の科目

美術/国語/英語/情報