専門学校の学びを調べる

楽器製作・リペア・調律

どんなことを学ぶの?

楽器についての基礎知識から
製作、修理、調律の実践スキルまで

楽器製作・リペア・調律の専門学校では、製作(クラフト)と修理(リペア)、管弦器の修理、ピアノの調律技術について実習を通じて学びます。
楽器製作においては、製作した楽器の調整や音色調整も重要なスキルのひとつです。リペアにおいては、楽器の損傷箇所を正確に判断し、修復する技術を学びます。調律においては、楽器の構造や材料、気温や湿度などの環境要因によって音程が変わるため、細かい調整技術が求められます。修学年限は2〜3年間。
また、楽器の演奏を学ぶカリキュラムでは、演奏者のサポートをするうえで重要な感覚を身につけることもできます。

どんな授業や実習があるの?

構造学など体系的な知識も身につけつつ
実習では楽器ごとの様々な対応を学ぶ

ギター・ヴァイオリン製作・修理では実習を中心に、ノミ、カンナ、小刀の木工道具の使い方や管理方法といった基礎的な知識から学んでいき、「木工」「塗装」「組込」「調整」「分解」の基礎的な技術を身につけていきます。その後、楽器別のコースに分かれて専門性を磨いていきます。

座学

構造論/音響学/管楽器商品知識/楽器史/音楽史/材料選定と加工技術/楽器販売戦略

実習

楽器部品の接合技術/楽器の仕上げと塗装技術/楽器の調整と音色調整/楽器の修理技術とメンテナンス/電子楽器の修理とメンテナンス張弦実技/演奏実習/楽器店や工房での実務経験

卒業後の職種・業界・目指せる資格

職種

調律師/楽器クラフトマン/リペアスタッフ/楽器店販売員

業界

音楽業界

目指せる資格

ピアノ調律技能検定(国家資格)

関わりの深い高校の科目

音楽/美術/物理/数学