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経営工学

どんなことを学ぶの?

最適な組織運営手法を考える

経営工学は、ビジネスや産業において、効率的な生産や効果的な組織運営を実現するための学問です。主に、工学や経済学、経営学、情報科学などの知識を組み合わせて、企業や組織の改善や最適化を行うための手法を研究します。経営工学は、ビジネスにおいて非常に重要な分野であり、グローバルな競争が激化する現代社会において、企業や組織が生き残るために必要な知識となっています。

どんな授業や研究テーマがあるの?

1~2年次は経営学や心理学、数学、統計学など様々な分野を横断して基礎的なことを学んでいきます。また、情報系の授業や生産システムに関する授業もあり、プログラミングや情報処理が必要になります。そして3年次には学んできたことを応用し、課題の数理モデル化によって解決策を求めようとする分野を学びます。4年次には卒業研究で、生産システム、管理システム、社会システム、情報システム、経営数理の5つの系統に分かれて研究します。

卒業後の進路や今後の展望は?

大学で文理問わず経営に関連する様々なことを学ぶため、卒業後の進路は多岐に渡ります。コンサルティング会社に就職する人もいればシステムエンジニアのような理系寄りの職種に就く人もいます。昨今、働き方改革や生産性向上というキーワードが広まる中、それを実現するには経営工学の手法は必要不可欠になるでしょう。

つながりの深い高校の科目

数学/物理/化学/政治・経済/情報/国語/英語