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歯科衛生学

どんなことを学ぶの?

歯の保健指導や予防処置を学ぶ

歯科衛生学は、歯科医療の分野で歯と口腔(口の中)の健康を維持するための学問です。歯科衛生士は、歯科医師の補助として、歯科衛生学の知識を活かして歯や歯茎の健康管理や予防、治療などを行います。具体的には、歯垢(プラーク)の除去やフッ素塗布、口腔内検査、歯周病の早期発見などが挙げられます。また、歯科衛生学では、口腔内の微生物学や栄養学、口腔病理学など、多岐にわたる分野を扱っています。そのため、歯科衛生学を学ぶことで、口腔内の健康維持や疾患予防に関する幅広い知識を身につけることができます。

どんな授業や研究テーマがあるの?

歯科基礎科学、歯科診療学、歯科保健学、臨床実習など、幅広い分野をカバーする授業があります。学生は口腔内の健康管理や疾患予防、治療技術や研究について学びます。研究テーマとしては、口腔内の病気や治療法、口腔ケアの方法、食生活や生活習慣と口腔健康の関係など、幅広い分野があります。具体的には、口腔内微生物の解析、歯科材料の研究、歯周病の治療法の開発、口腔ケアに関する研究などがあります。

卒業後の進路や今後の展望は?

歯科衛生士として働くことが一般的です。歯科診療所や病院、保健所など、様々な職場で活躍することができます。歯科衛生士の主な業務は、口腔内の健康管理や疾患予防、歯科医師の補助などです。卒業後、歯科衛生士の資格を持ったまま歯科医師を目指し進学する場合もあります。人々の健康を守り、社会に貢献することができる職業として、今後ますます需要が高まることが予想されます。

つながりの深い高校の科目

生物/化学/物理/数学/国語/英語