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デザイン

どんなことを学ぶの?

感性を磨き、デザイン技術を身につける

デザインにはグラフィックデザイン、プロダクトデザイン(製品デザイン)、ファッションデザイン、空間デザイン、都市デザインなど幅広いジャンルがあります。美しさを追求するジャンル、美しさと使いやすさの両方を追求するジャンル、居心地のよさを追求するジャンルなどさまざまで、感性とともにデザイン技術を高めていきます。総合大学の芸術学部にあるデザイン学科では、幅広いジャンルのデザインを学べます。一方、美術大学ではグラフィックデザイン、プロダクトデザインなどの学科に分かれて専門的に学べます。また、工学部でプロダクトデザインを学べる大学、建築学科や土木学科で空間デザイン、都市デザインを学べる大学などもあります。

どんな授業や研究テーマがあるの?

基礎的なデザイン理論やデザイン技術を学ぶとともに、デザイン画を描く実習・演習の授業が低学年から用意されています。さらに、各ジャンルのデザイン理論やデザイン史、建築史などの科目で専門知識を身につけ、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、空間デザインなどの技術を高めていきます。高学年では、百貨店などのショーウインドウのディスプレイデザインに挑戦したり、自治体の広報ツールの制作に携わったり、企業に製品のデザイン案を提供したりするプロジェクトに参加し、実際の現場でのデザインの制作過程を体験する機会もあります。4年次には、各自の関心の高いジャンルについてデザイン作品の制作(卒業制作)に取り組みます。

卒業後の進路や今後の展望は?

プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、ファッションデザイン、都市・空間デザインなどを専門的に学んだ卒業生は、さまざまな分野で必要とされています。家電や自動車、文房具、生活雑貨などのメーカー、デザイン事務所や広告・出版・印刷関連、ファッション業界、建築・住宅・インテリア関連、アニメ・ゲーム業界など幅広い進路の選択肢があります。その他の業界でも広告・宣伝、企画・開発などの部門で活躍できるでしょう。

つながりの深い高校の科目

美術/数学/物理