専門学校の学びを調べる

看護

どんなことを学ぶの?

看護師の国家資格取得を目指し
基礎から専門まで看護学を幅広く学ぶ

看護師の国家資格を取得するために看護学の概要や基礎技術、さらに心理学の一般教養まで幅広く学びます。まずは人間の身体や心についての基礎的な知識を得た後、看護の専門的な知識・技術を身につけ、病院や福祉施設での実習を経験します。最近は、在宅医療のニーズも高いため、一般的な住居での看護を想定した実習施設を備えている学校もあります。最新の検査機器を使いこなす知識も求められます。
修学年限は3〜4年間。3年で看護師国家試験の受験資格を取得でき、看護師資格取得後に指定養成校を卒業すると保健師・助産師の受験資格も得られます。中には、4年で看護師と保健師の受験資格を同時取得できる学校もあります。

どんな授業や実習があるの?

人体の構造から専門的な看護分野まで
実習では「校内実習」と「臨地実習」で技術を身につける

授業では、人体の構造・機能や社会保障制度への理解を深める「専門基礎分野」、看護学の概要や基礎技術を学ぶ「専門分野」、チーム医療や在宅看護を実践的に学ぶ「統合分野」を段階的に履修します。「小児看護学」「老年看護学」「母性看護学」といった細分化された看護学の科目もあります。心理学や英語、一般教養を深める「基礎分野」もあります。

実習は「校内実習」と「臨地実習」があります。まずは、校内の設備を使って実習を行い、提携する病院での臨地実習に臨みます。学校によりますが、臨地実習では、病院内の様々な分野の実務をローテーションで経験していきます。附属病院のある専門学校とない専門学校があり、前者は学生のほぼ全員が附属病院で実習を受けます。後者は提携する病院から自分に合った場所を選んで実習を受けることができます。附属病院のある学校は、顔なじみの先輩から指導を受けられるメリットがあります。

卒業後の職種・業界・目指せる資格

職種

看護師/保健師/助産師

業界

医療業界/介護業界

目指せる資格

看護師(国家資格)/保健師(国家資格)/助産師(国家資格)

関わりの深い高校の科目

生物/化学/数学/国語/英語