専門学校の学びを調べる

作業療法

どんなことを学ぶの?

障がいや病気のある人の支援方法を学び
生活を支える作業療法士に

作業療法士の専門学校では、人が日常生活を行う上で必要な「作業」に着目し、障がいや病気のある人が自立した生活を送るために必要な支援方法を学びます。医学的な知識や技術はもちろん、患者の状況に応じて、カスタマイズされたリハビリテーションプログラムを作成する方法も学びます。
また、臨床的な技術や知識を身につけるために、実習やフィールドワークが非常に重要なカリキュラムの一部となっています。実際の現場での実習を通じて、患者や家族との関わり方や、チーム医療の重要性について学びます。

どんな授業や実習があるの?

医学的知識や技術、コミュニケーション
社会福祉に関する知識など幅広い学び

人体の構造・機能や疾患の理解を深めるための授業や、作業療法の理論や技術・患者の評価方法・リハビリテーション計画の立て方を学ぶ授業のほかに、心理学系科目、福祉制度や保険制度について学ぶ社会福祉系科目など、幅広く学びます。
実習の期間は専門学校やカリキュラムによって異なりますが、通常は1年以上の長期間にわたって行われます。実習先は、学校が用意する場合もありますが、学生自身が手配する場合もあります。

座学

生物学/解剖学/生理学/病態生理学/作業療法基礎論/作業療法実技/臨床運動学/心理学/社会福祉学

実習

総合病院やリハビリテーション病院でのリハビリテーション実習/小学校や特別支援学校での子どもへの支援実習

卒業後の職種・業界・目指せる資格

職種

作業療法士/生活支援員/リハビリテーションスタッフ/介護福祉士/スポーツトレーナー

業界

病院やリハビリセンター/介護施設/訪問リハビリテーションサービス/スポーツクラブやスポーツ団体

目指せる資格

作業療法士(国家資格)

関わりの深い高校の科目

生物/化学/物理/数学/保健体育