専門学校の学びを調べる

臨床検査

どんなことを学ぶの?

高度化する医療技術を駆使し
現代医療に欠かせない臨床検査のスペシャリストになる

臨床検査技師が取り扱う検査分野には、生理機能・臨床化学・病理組織・微生物など多種多様な領域があり、広範囲にわたる知識と技術が必要です。専門学校では、人体の構造や機能、病気の原因や症状、臨床化学検査・血液検査・微生物検査など各種検査の意義・方法について学びます。実習も多く、基本的な器具から電子顕微鏡、超音波診断装置(エコー)などの医療機器を用いた検査方法まで、学ぶ内容は多岐にわたります。
日々進化する医療技術に対応する知識と技術、正確性だけでなくチーム医療の一員として対応できるコミュニケーション力も必要です。国家試験合格はもちろんのこと、臨床検査技師として働くための実践的なスキルを身につけていきます。
修学年限は3年間。

どんな授業や実習があるの?

専門的知識と技術
そして高い倫理観を身につけるカリキュラム

「化学」「物理学」「生物学」などの基礎科目を基盤として、「生理学」「解剖学」「生化学」「血液学」「病理学」「免疫学」「寄生虫学」「薬理学」「公衆衛生学」などの専門基礎分野を幅広く学ぶことで、医療人としての基礎を徹底させます。その後、「臨床検査学」「病理検査学」「生物化学検査学」「遺伝子検査学」「免疫検査学」などの授業で臨床検査技師になるための知識を身につけていきます。
実習は、厚生労働省から承認を受けた大学病院や公立・公的病院などの医療機関で、数週間から数ヶ月行います。期間が豊富に用意されている学校では5ヶ月ほどになります。「臨床血液検査学実習」や「生理機能検査学実習」などを通して実際の業務内容を経験することで、検体検査と生理機能調査における実践的なスキルを修得します。

座学

生物学/化学/免疫学/生化学/衛生学/生理解剖学/遺伝子操作学/臨床検査学/病理学/医療情報学/医療倫理学

実習

臨床検査技術/臨床血液学/臨床免疫学/臨床微生物学/臨床生化学/画像検査学

卒業後の職種・業界・目指せる資格

職種

臨床検査技師/製薬会社の研究開発職/医療機器メーカーの開発職

業界

医療業界/医療機器業界

目指せる資格

臨床検査技師(国家資格)

関わりの深い高校の科目

生物/化学/数学/物理学