専門学校の学びを調べる

幼児教育

どんなことを学ぶの?

幼児教育の基礎知識から
実践的な実習まで幅広く学ぶ

幼児教育とはなにか、という基礎的な部分から、幼児の行動や心理についての専門知識、幼児とのコミュニケーション、手遊び、お絵描きなど、幼児の成長を促すための方法と技術について講義・演習・実習を組み合わせて学びます。幼稚園教諭に必須のスキルであるピアノもしっかり指導がありますので、入学時にピアノが弾けなくても安心してください。
実習は保育園・幼稚園・児童福祉施設で、2週間程度を複数回行います。ここ数年、学科・学校の新設が相次いでおり、病児保育やこどもスポーツ、こども心理、独自の授業を行う学校も出てきました。
修学年限は、2〜3年間。
この分野の専門学校の中には、2年間の課程で幼稚園教諭二種免許と保育士の資格を同時に取得できる「指定校」があります。近年増えている「認定こども園」では幼稚園教諭・保育士の両資格を持っている人材が望ましいとされるなど、「指定校」で学ぶことが将来の活躍の場を広げることにつながります。

どんな授業や実習があるの?

幼児教育の専門科目のほか
「音楽」「体育」など教養科目も

座学の授業は「保育原理」「教育原理」「幼児教育方法・技術論」「幼児理解」などの幼児教育に関する専門知識・方法論に加え、「英語」「栄養学」「音楽」「体育」「図画工作」の教養科目まで幅広い内容を学びます。
実習は、保育園・幼稚園・児童福祉施設で2週間程度のプログラムを複数回行います。実習には、幼稚園教諭二種免許状取得のための「教育実習」、保育士資格取得のための「保育実習」の2種類があり、2つの資格を同時に取得できる学校もありますが、その数は多くはありません。学びたいことや将来の進路を考慮して選択しましょう。

卒業後の職種・業界・目指せる資格

職種

幼稚園教諭

業界

保育業界/教育業界

目指せる資格

幼稚園教諭(国家資格)

関わりの深い高校の科目

国語/音楽/英語/保健体育/家庭科