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資源・エネルギー工学

どんなことを学ぶの?

限りある資源の活用方法を考える

資源・エネルギー工学とは、自然界に存在する資源やエネルギーを有効に利用し、人々の生活を支える技術を学ぶ学問分野です。この分野では、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料の採掘や利用方法、再生可能エネルギーの開発、廃棄物処理技術、環境保護技術などが研究されています。具体的には、石油や石炭を利用する発電所の効率的な運営や、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの発電技術の開発、リサイクル技術を用いた廃棄物の再利用などが研究されています。資源・エネルギー工学は、私たちの生活に欠かせないエネルギーを安定的に供給し、かつ環境保護にも配慮した技術を追求する学問分野です。

どんな授業や研究テーマがあるの?

基礎的な知識として、物理学や化学、電気工学などの分野からの専門的な知識を学びます。その後、化石燃料の採掘や利用、再生可能エネルギーの開発、廃棄物処理技術、環境保護技術に関するより実践的な知識を学びます。具体的には、化石燃料のエネルギー変換プロセスやエネルギーの貯蔵技術、再生可能エネルギー発電の仕組みや効率的な運用方法などです。また、研究テーマとしては、新しい発電システムやバッテリーの開発、カーボンニュートラルなエネルギーシステムの構築、地球温暖化対策に関する研究などがあります。このような研究テーマは、社会的な課題解決や持続可能な社会の実現に大きな貢献をすることが期待されています。

卒業後の進路や今後の展望は?

エネルギー業界や環境関連企業、自治体のエネルギー政策部署など、多様な職種で活躍することができます。また、研究者として大学や研究機関で研究開発に携わることも可能です。
世界的に地球温暖化対策や再生可能エネルギーへの移行などが求められる中で、環境保護と持続可能性の観点から新しい技術を開発することが期待されているため、重要な役割を果たすことが予想されます。

つながりの深い高校の科目

物理/化学/地学/数学/地理/国語/英語