専門学校の学びを調べる

ゲーム

どんなことを学ぶの?

制作・企画・グラフィック
分野ごとに専門性を高める

学ぶ内容は制作・企画・グラフィックの3つに大別され、それぞれ学科・コースを設置してより専門的な教育を行う学校が大半です。
制作はゲーム制作実習を通じてゲームの基盤となるプログラミング技術を学びます。企画はマーケティングや企画の考え方、シナリオ、プレゼンテーション、制作スケジュールの管理方法を学びます。
グラフィックはデッサンなどのデザインの基礎やキャラクターデザイン、アプリケーションソフトを使用した3DCG作成技術を学びます。その他、ゲームサウンドについての学科・科目を設置している学校もあります。
修学年限は2〜4年間。

どんな授業や実習があるの?

ゲーム制作に必要な企画力、デザイン力、
プログラミング力などを育成する授業

制作分野では、「プログラミング基礎」「ゲームデザイン基礎」「ゲームプロジェクト基礎」「ゲームエンジン基礎」の授業を通してゲーム開発時に必要になる基本的な知識や技術を学び、C、C++、C♯、PHP、Pythonのプログラミング言語を修得します。その後、実習として課題制作やコンテスト応募、イベント展示、卒業制作を経験し、技術向上を目指します。
企画分野では、「企画理論」「企画書作成」「仕様書作成」「ゲームマーケティング」「プレゼンテーション」などの授業があり、ゲーム制作に必要な発想力や企画の意図を説得力を持って伝えるスキルを身につけます。同時に、実習を通して制作スケジュールのディレクションやチームのマネジメントも学びます。
グラフィック分野では、「デッサン基礎」「色彩学」「メディア造形基礎」「視覚デザイン論」「ゲームイラスト」といったイラストやデザインの基礎を学ぶ授業のほか、「CGクリエイター概論」「デジタル表現」「3DCG基礎」といったCG科目の授業も設置されています。こうした授業を通じて実際にゲームを制作する経験を繰り返し、実践的な制作スキルを身につけます。希望者は、ゲームコンペティションに向けた作品制作を行う場合もあります。

卒業後の職種・業界・目指せる資格

職種

ゲームプランナー/ゲームプログラマー/グラフィックデザイナー/シナリオライター

業界

ゲーム業界/CG業界

目指せる資格

ITパスポート(国家資格)/CGエンジニア検定/CGクリエイター検定

関わりの深い高校の科目

数学/美術/国語/英語/情報